情景を想起させ、香りで心を動かす

平安時代、来客の時などにどこからともなく匂ってくるように香を焚く、空薫物(そらだきもの)を楽しんでいたように古くから日本は香りに対して『その場の空気と調和した香り』に美を見出してきました。

KITCHIBE SPACE SCENT series の作品群は、外と内、人と人、それらの境界を埋めるように、‘日本の自然’ や ‘人の営み’ を香りにしたためました。

これらの情景が思い浮かぶことで、自然との繋がりを感じられたり香りによって感情を整えられたり懐かしさや清々しさ、心地よさや少しの感動を得られたり。そんな‘心が動く香り’をお届けします。

‘日本の情景’

早朝の桜

SAKURA SUNRISE SL SD

早朝の桜

Signature Color

香りの情景

早朝-朝陽の輝きの中で咲く爽快な桜の花々。

寒の戻りに縮こまっていた桜もようやくその緊張を解き、伸び伸びと広げた花弁は、人々の新たな門出を祝します。

澄んだ空気と共に吸い込む香りは、ほのかな甘さと温かみに爽やかさが加わり、清々しいフレッシュな心持ちになります。

調香師ノート

日本で最も有名な桜は「ソメイヨシノ」ですが実はその花はほとんど香りがしません。

日本の品種で最も香りが強いものを探したところ「大島桜」がそれにあたることがわかりました。

私たちは実際に大島の地を訪れ、そこに咲き誇る大島桜を一昼夜かけて香気採集し、分析して生み出した香りです。

よくある桜餅の甘ったるい香りではなく、清々しい爽やかな甘みが感じられます。

初夏の庭

EARLY SUMMER GARDEN SL SD

初夏の庭

Signature Color

香りの情景

手入れされた初夏の庭に咲き誇るブルーローズ。

不可能(存在しないもの)の象徴であったそのミステリアスな色彩は、技術と努力により実現し人々を魅了します。

フレッシュで魅惑的なこの爽快感のある香りは、まるでグリーンに囲まれた花屋の店先のよう。みずみずしい気持ちになると共に想像力を掻き立て、新たなチャレンジに臨むきっかけになります。

調香師ノート

バラの香りと言えば、赤いバラを想像すると思いますが、この香りは青いバラである「ブルームーン」という品種の香りを、分析して生み出しました。

赤いバラとは異なり、すっきりとした甘さが特徴です。

青いバラが、庭園で静かに咲いている、そんな情景を香りで表現しています。

陽炎のとき

HEAT SHIMMER SL SD

陽炎のとき

Signature Color

香りの情景

強い日射や炎により立ち昇る、もやもやとしたゆらめき。

常に変化しできては消えるその様は、とらえどころのない表情を浮かび上がらせます。

爽やかさのあるフローラルを揺らめく陽炎と解釈し、かつその曖昧さをアスファルトや土をイメージしたアンバートーンで輪郭を整えた斬新な香りです。その温かみや煌めきを感じることでふわふわと包み込まれるようなリラックスした心持ちになります。

調香師ノート

アンバーの香調は近年、世界中で人気が高く、温かみが感じられる香りです。

これから訪れる夏のワクワク感をフローラルにのせて表現しました。

その心地よさから、日本のホテルで採用されることが多いです。

※アンバー:動物性のアンバーグリス(竜涎香 ※マッコウクジラの腸内結石)

狐の嫁入り

KITSUNE NO YOMEIRI SL SD

狐の嫁入り

Signature Color

香りの情景

森や田畑、街中で急に起きるお天気雨。

神事や祭事にも用いられる、何かに化かされているようなこの不思議な現象を日本人の感性で香りとして表現しました。

爽やかなアロマティックハーブにダイレクトに響く土や石、それらが対比され、空気を浄化するような凛としたクールな印象に。イライラや緊張などを解したニュートラルな心持ちに戻ります。

調香師ノート

天気なのに雨が降る、その天候現象を香りで表現するために、濡れたアスファルトのようなイメージの香りが構成されています。

海外では「どんな香りか想像できないから試したい!」というお声を頂くことが多いです。

とある企業の会議室では、大勢のおじさんが参加した会議の後の特有の臭いに悩まされていました。そこに香りを流したところ、その悩みの香りを弱めることができたとご報告いただいております。

天使のはしご

ANGELS STEPS SL SD

天使のはしご

Signature Color

香りの情景

雲の切れ間から漏れた、放射状に地上へ降り注ぐ光の柱。

画家レンブラントが好んで描いたこの自然現象は、非日常的な雰囲気や宗教的な神々しさが感じられ、幸運が訪れる前触れであるともいわれています。

舞い降りる光を表現したその香りは、柑橘類が輝く爽快な印象。ストレスや行き詰った状況に、雲間から助けの手を差し伸べられるような、ひらめきとリフレッシュ感が生まれる環境をもたらせます。

調香師ノート

日本人は柑橘系をとても好みます。空間芳香で一般的にランキング上位になる香りも、レモンやグレープフルーツの香りです。しかし、この2つの香りはどこに行っても香ってくるので、「柑橘系だが他とは違う、オリジナル性の高いクリエイティブな香り」というご依頼が多いことから、開発しました。

柑橘+ジン(ジュニパーベリー)により、スパークするようなシュワッとする感じに。そこに隠し味としてスパイス感を付与。この組み合わせにより、エッジが効いていて「普通ではない」を演出しています。

ブルーモーメント

BLUE MOMENT SL SD

ブルーモーメント

Signature Color

香りの情景

天気の良い薄明に、目の前の風景が青に染まる僅かな時間。

雲のほとんど無い空気の澄んだ日にだけ現れる特別なこの空は青色だけが目に映る幻想的なひと時。

その吸い込まれるような青の瞬間をソープ×ハーブで表現した透明感のある香りは、心洗われて生まれ変わったように気持ちがリセットされ、次の集中する時間に向かいます。

調香師ノート

それは、雲一つない晴天の日にだけ現れます。日の出の直前の30分、そして日の入の直前の30分だけに見られる特別な現象。青一色に染まったその空は、香りを生み出した調香師も2度しか見たことがありません。

その清潔感溢れる特別な空気感を、香りで表現しました。

‘人の営み’

静かな記憶

QUIET MEMORIES SL SD

静かな記憶

Signature Color

香りの情景

あなたとわたしが対話する穏やかな午後。

陽の光や照明の温かさが心地よく、心許せる人との会話も弾む。誰かがそこにいた、大切で静かな記憶。

ティーと共に、ムスクとアンバーの洗練された透明感のある香りで、二人の香りの記憶を表現しました。

リラックスしながら心ときめく気持ちになります。

調香師ノート

外資系ホテルではティーノートの香りが好まれている様子。

心の通い合う相手とのティータイム。ティーのトーンだけではない、人の気配を感じるようなムスクと相性の良い官能的なアンバーを組み合わせた香り。 少し「和紅茶」の雰囲気が感じられます。人に寄り添いベールに包まれるような残香が特徴です。

ぬくもり

COZY WARMTH SL SD

ぬくもり

Signature Color

香りの情景

人と人との繋がり、縁、柔らかな光。

家族や恋人、知人友人と団欒するそのホッとする時間は心を温め、思わず微笑んでしまいます。ここは安寧をもたらす自分の居場所。

人に寄り添う、触れ合った時の人の甘さの香り。柔らかくいつまでもいつまでもそこはかとなく感じるその温かみのある香りに、心が落ち着きます。

調香師ノート

温かみのある、人との触れ合いに安心感を与えてくれるようなイメージ。居心地の良い、アットホームな感じも受けられます。

アットホームとは言いつつも、一般的なものではなく、フレグランスタッチで、人の残り香のような雰囲気が感じられます。ミドルからラストノートを強化しており、持続性が高いです。

‘古の森’

屋久島

YAKUSHIMA SL SD

屋久島

Signature Color

香りの情景

366日雨が降っているといわれる屋久島の森。

屋久杉を象徴とする森厳な大自然に抱かれ、神々に頭をたれ、流れに身を浄め大海の恵みに日々を委ねて人々が生きた島。(屋久島憲章より引用)

生命力に満ち、苔のむす森からは、瑞々しさと青みのある大地の香りが感じられます。そのやさしさに満ちた香気が、瞑想したくなるような、澄んだ心持ちをもたらせます。

調香師ノート

森の香り・・・これは世の中でたくさん売られていますが、どれも本当の「森の香り」が感じられないと思っていました。そもそも、森の香りってどんな香りなのか? という疑問に対し、実際に現場に足を踏み入れて確認。自治体にも申請し、「人の踏み入れていない場所」に入り、香気採集機器を使いその場の空気を採取し、さらに分析器にかけて成分を明確にした上で、調香師の鼻・技術で再現しました。

屋久島の最も奥深くの森。とにかく湿度が高い。その湿気に、土、木、そして最大の特徴のコケ、が相まって、みずみずしさ溢れる森の香りがします。

熊野古道

KUMANO KODO SL SD

熊野古道

Signature Color

香りの情景

杉と笹、ごつごつした石畳が続く熊野古道。

熊野は川や滝、巨岩に神が宿るとして崇める自然崇拝を起源とし「よみがえりの地」として人々の心を癒やしてきました。

人と自然が長い年月をかけて育んできた特別な地には、常緑広葉樹林や苔などの自然が織りなす香気が立ち込めます。そのえも言われぬ神秘的な乾いた香りが新鮮な気持ちをもたらせます。

調香師ノート

熊野古道の香りは、屋久島の湿った香りとは逆に、乾いた質感。これも調香メンバーが実際に現地を訪れ、香気を採集しました。現地を2-3時間歩きましたが、ひたすら、ずっと笹、杉、石畳が続く古道。ここは木とハーブの香りが強い。杉の爽快さと、笹のグリーンハーブ、石畳の土と石の湿った感触から生み出した、キリッとスッキリとした森の香り。

秋の白神山地

SHIRAKAMI-SANCHI IN AUTUMN SL SD

秋の白神山地

Signature Color

香りの情景

8,000年前から変わらない黄金色のブナ林。

人の手が加わっていない自然の森には、豊かな生態系がつくられています。人の暮らしは、森の恵みに支えられてきました。

そこに原生している桂の木の葉からは、神秘的な甘さが感じられ、あまり知られていないその香りは私だけの秘密。落ち着いた心持ちになります。

調香師ノート

白神山地は広葉樹の森。他の森シリーズと同じく、香りを採集し、分析しました。

森に生えている桂の木の葉が枯れると、香ばしい砂糖を焦がしたようなカラメルのような香りがし、森に漂います。山全体が甘い香りに包まれるその情景に調香師が感動し、この香りを生み出しました。

森の甘さをうっすらと取り入れた香りは、秋の日差しの暖かさを彷彿させます。

どこか懐かしい、野山を駆け回っていた記憶がよみがえるようです。

KITCHIBE SCENT MAP

‘日本の情景’

早朝の桜

1早朝の桜

初夏の庭

2初夏の庭

陽炎のとき

3陽炎のとき

狐の嫁入り

4狐の嫁入り

天使のはしご

5天使のはしご

ブルーモーメント

6ブルーモーメント

‘人の営み’

静かな記憶

7静かな記憶

ぬくもり

8ぬくもり

‘古の森’

屋久島

9屋久島

熊野古道

10熊野古道

秋の白神山地

11秋の白神山地

KITCHIBE オリジナル開発

上質な空間演出を支える
プロフェッショナルモデルディフューザー

KTB-3000E

POINT 1

独自の霧化技術により、香りの粒子が気流とともに穏やかに拡散し、長時間香りが持続します。(特許取得済) 粒子径は2〜5μmと拡散性に優れており、霧が残りにくくスムーズに消散するのが特長です。

※粒子径が1μm以下になる機器の場合、使用環境や条件によっては人体への影響が懸念される可能性があります。

KTB-3000E 霧化イメージ

POINT 2

1,000mLの大容量設計により、香料の補充回数を抑えることができます。カートリッジ方式を採用しており、お手入れも簡単です。

さらにオイル漏れもしにくくなりました。

POINT 3

従来のディフューザーにはない、ポンプのみ交換可能な設計を採用。消耗部品だけを交換できるため、本体を長くご使用いただけます。

※ポンプは消耗品のため、稼働および停止時間に応じて交換時期の目安が変動します。

KTB-3000E カートリッジ・ポンプ構造

その他機能

  • タッチパネル方式を採用し、スマートフォン感覚で直感的に操作可能
  • Bluetooth接続に対応し、専用アプリによる設定操作が可能
  • ローリングポンプを採用し、高い静音性を実現
  • ポンプを簡単に交換できる設計を採用
  • ロート形の注入口を採用し、オイルの直接補充がスムーズに可能
  • 噴霧量は6段階で設定可能(3秒~999秒まで自由に調整・切替可能)
  • 液位センサーを搭載し、残量が少なくなるとオイルランプ点灯にて通知
KTB-3000E 操作機能 KTB-3000E オイル注入口

SPEC

型番
KTB-3000E-(S)/(B)
本体サイズ
278×114×238 mm
本体重量
約3.05kg
材質・カラー
アルミ・シルバー/ブラック
電源
DC12V
ACアダプター
AC100-240V 50/60Hz
カートリッジ容量
1000mL
騒音
40dB以下
使用環境
0〜45℃
保管環境
-20〜60℃
適用空間
最大3000m³
保証期間
1年
環境規制適合
認証
認証 認証 認証

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